毎月恒例のデータ分析企画、今回は「2026年パ・リーグの5月終了時点での成績推移グラフ」をお届けします!
5月は順位に大きな変動がありました。圧倒的な投手力を武器に順位を上げ、ついに月末で首位に立った西武。個人成績に目を向けると、栗原選手が16本塁打・41打点と二冠王のペースで打ちまくり、投手陣では高橋光成投手が防御率1.21と異次元の数字を記録するなど、データ好きにはたまらない月となりました。
今回も、チーム順位から得失点、各指標のグラフを追いながら、5月のパ・リーグ6球団の現状を可視化して分析していきましょう!
順位
1位:西武・・・鉄壁の投手力を武器に、順調に貯金を伸ばして首位に浮上しました
2位:オリックス・・・リーグ最少の失策数など堅実な試合運びで安定して上位をキープしています
3位:ソフトバンク・・・栗原をはじめとする強力な中軸の得点力を軸に上位争いを展開しています
4位:日本ハム・・・リーグトップの圧倒的な本塁打数を誇る一方で、守備の乱れが足を引っ張っています
4位:ロッテ・・・投打ともに突き抜けた数字がなく、勝率5割を下回り足踏みが続いています
6位:楽天・・・チーム得点力がリーグワーストに沈むなど投打が噛み合わず、苦しい序盤戦です

貯金
西武が貯金10でトップを走り、オリックス(貯金8)、ソフトバンク(貯金5)と上位3チームが順調に貯金を増やしています。逆に下位チームは苦戦しており、特に楽天は借金13と一人負けの様相を呈しています。

得点
ソフトバンクと日本ハムが220得点でリーグトップタイの攻撃力を誇ります。ソフトバンクは栗原が16本塁打・41打点、近藤が35打点と中軸が強力に牽引しています。対照的に楽天は159得点とリーグワーストで、得点力不足が深刻です。

失点
首位・西武の強さを支えているのがリーグ最少の167失点という鉄壁の守りです。一方で、得点力トップの日本ハムは失点も214でリーグワーストとなっており、「打つが打たれる」という非常に極端なチームカラーがグラフから浮き彫りになっています。

本塁打
日本ハムが64本で他球団を圧倒しています。万波(12本)やレイエス(9本)を中心に、一発の破壊力は凄まじいものがあります。2位はソフトバンクの50本、3位は西武の47本と続きます。オリックスは30本と最少ですが、失点を最小限に抑えて順位は2位につけています。

打率
チーム打率は西武が.252でトップ、ソフトバンクが.247、オリックスが.246と続きます。個人打率ではロッテの小川が.306で首位打者を走っています。

盗塁
日本ハムが28個でトップに立っています。圧倒的な本塁打数に加えて機動力もリーグトップであり、攻撃の引き出しの多さがデータからもはっきりとわかります。次いで楽天が26個、ロッテが25個と続いています。また、ソフトバンクはチーム全体で24個ですが、個人成績を見ると周東選手が一人で13個の盗塁を決めており、個人の突出した機動力が目を引くデータとなっています。

防御率
西武が2.60という素晴らしい数字でリーグトップです。高橋光成(1.21)や隅田(2.44)ら強力な先発陣が数字を引き下げています。一方、日本ハムは3.70でリーグワーストとなっており、投手陣の立て直しが急務であることがわかります。

失策
ここでも日本ハムの極端なデータが表れています。リーグワーストの37失策を記録しており、これが失点の多さに直結しています。対照的にオリックスは13失策と非常に守備が堅実で、これが防御率以上の失点減に繋がり、2位という好位置を支えています。

まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は2026年パ・リーグの5月終了時点でのチーム成績推移グラフを振り返りました。
5月はなんといっても、圧倒的な投手力と堅守を武器に首位へ躍り出た西武の強さが目立ちました。防御率2.60、最少失点という数字が示す通り、強力な先発陣を中心とした守りの野球が完全に機能しています。
一方で、データ分析の視点として最も面白かったのは日本ハムの極端(ピーキー)な成績です。「リーグトップタイの得点力とダントツの本塁打数」という最強の矛を持ちながら、「リーグワーストの失点・防御率・失策数」という最弱の盾により4位に留まっている状態が、数字からくっきりと浮かび上がりました。
6月からはセ・リーグとの交流戦も本格化し、これまでのチーム状態やデータが大きく変動する可能性も十分にあります。見えてきた課題に対して各球団がどうアプローチしてくるのか、ますます目が離せません!
エンベスでは来月も同様に「6月終了時点での成績推移グラフ」をお届けしますので、ぜひ次回もチェックしてみてください!



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